この記事は包茎手術を受けようか迷っている人に書いた記事です。
包茎手術が何歳から受けて大丈夫か、未成年でも受けることができるのか、早めに手術を受けてもいいのか、、、分からないことだらけだ!と思う方も多いのではないでしょうか?
日本人男性の8割は何かしらの包茎と言われており、包茎手術をできるクリニックも増えつつあります。
包茎手術をしたいと思っていても、家族や友人に相談しづらいと悩んでいる人も多く見かけます。
包茎手術を受けたいと思っている人の中で、次のようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
「包茎手術は何歳から受けられるの?」
「未成年でも手術できる?手術前に用意しておくものはある?」
「早めに手術をしても大丈夫?」
この記事では、このような問題を全て解説します。
包茎手術ができる年齢や、早く手術をするメリット・デメリットを徹底解説していきます。
この記事を読めば、包茎手術への理解が深まりますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
なぜ包茎手術は必要?
ではそもそも、なぜ包茎手術を受ける必要があるのでしょうか?
包茎のタイプ
- 真性包茎
- 仮性包茎
- かんとん包茎
に分けて説明します。
(1)真性包茎
真性包茎は包皮口が狭かったり亀頭と包皮がくっついており、亀頭が露出できない状態のことをいいます。
普段はもちろんのこと、勃起時にも皮をむくことができないため、性行為の際には痛みを伴うことが多いです。
真性包茎は包皮の内側を洗うことができず、亀頭や包皮が細菌に感染しやすくなり、においの原因になりやすいです。
また、悪化した場合には性病や、細菌が尿道内に入ることによる尿路感染症になる場合もあります。
このことから、真性包茎は放っておくといろいろな病気にかかりやすいため、早めに手術することをおすすめします!
(2)仮性包茎
仮性包茎は普段は亀頭が皮に覆われていますが、指でむいたり勃起した時に亀頭を露出させることができる状態のことをいいます。
日本人に一番多いタイプがこの仮性包茎といわれています。
仮性包茎の中でも勃起時には自然に亀頭が露出する人や、手でむかないと露出できないなど、人によって包茎の程度が異なるのがこの仮性包茎です。
程度によっては、手術を要するほどではないこともありますが、見た目やにおい、パートナーのことを配慮し手術する人もいるようです。
(3)かんとん包茎
かんとん包茎は包皮輪が狭いため、包皮をむくと亀頭部は露出しますが、強い締め付けにより痛みが伴い、また根元が締めつけられ包皮が戻せなくなってしまう状態をいいます。
締め付けが強い場合、亀頭下の皮膚の部分が腫れることがあります。
その状態が続くと亀頭がうっ血して壊死する場合もあるため、カントン包茎の方はなるべく早く医師に診察してもらうのがいいでしょう。
包茎はいつ頃なおるの?
ここまで包茎手術の必要性について詳しくお話してきました。
では、包茎はいつまでに治るのでしょうか。
- 新生児~乳幼児期の包茎
- 思春期の包茎
- 成人の包茎
に分けてお話しします。
(1)新生児~乳児期の包茎について
新生児のころは、ほとんどの赤ちゃんが包茎の状態で生まれてきます。
新生児期は亀頭が完全にくっついている真性包茎という状態になっています。
この時期の包茎は特に気にせず、特別な治療や手術などは必要ありません。
しかし、恥垢がたまると包皮炎などの炎症が起こりやすいので、清潔にするようにしましょう。
文化的背景の影響によりアメリカ人やイスラム教・ユダヤ教の信者はこの時期に包茎手術を受けることもあるようです。
(2)思春期の包茎について
思春期は生殖機能を十分に備えるために生殖器が急激に成長する時期です。
そのため男性ホルモンの影響により、ほとんどの人がスムーズに包皮をむけるようになります。
いつごろ包皮がむけるのかは個人差がありますが、小中学生に包茎で悩んでいた人たちは高校生くらいの年齢になるとその悩みが解決したということもあるようです。
何度も言うように、生殖器に個人差がある時期なので、受診を急ぐ必要はないでしょう。
(3)大人の包茎について
思春期が終わり成人をむかえると、ペニスの成長が止まり、ほとんどの場合で自然に包茎を改善するのは難しいです。
そのため見た目のコンプレックス改善やにおい・包皮炎や性病の予防をしたいという方が多く出てきます。
成人の方で包茎の悩みをお持ちの方は包茎専門のクリニックや泌尿器科に相談に行かれるといいでしょう。
包茎手術は何歳からできる?
ここまで発達段階に分けて、包茎手術の必要性についてお話してきました。
では包茎手術は何歳からできるのでしょうか?
結論からいうと、何歳になったら包茎手術を受けられるといったデータや指標などはありません。
しかし、包茎手術ができる包茎専門クリニックや泌尿器科では18歳以上から手術を受けられることが一般的です。
そのため重度の症例や緊急を要するケースを除いては、18歳以上になってから包茎手術をする人が多いようです。
はやく包茎手術をするメリットは?
ここまで包茎手術の概要や必要性、手術を受けられる年齢についてお話してきました。
これまで読んできて下さった方の中ではこんなことを思った方も多いのではないでしょうか?
「結局包茎手術は早くした方がいいの?」
この章でははやく包茎手術をするメリットとデメリットについてお話しします。
はやく包茎手術を受けるメリットとして
- コンプレックスの予防
- 性病、においの予防
ができるという点です。詳しく解説していきます。
(1)コンプレックスの予防
なるべく早く包茎手術をすることのメリットとして、「コンプレックスになりえる状況をあらかじめ防ぐことができる」という点です。
友人と温泉に行ったときや、パートナーと性交渉をするときの出来事が引き金となり、包茎に対してコンプレックスを抱くことがあります。
包茎にコンプレックスを持つことにより、勃起不全(ED)や遅漏につながる場合もあります。
包茎という悩みを持ちながらプライベートを過ごすことは、心理的負担がかかりやすいですよね。
早めに包茎手術をすることにより、そのような悩みの種を予防することができ、自信をもって日常生活を送ることができます。
(2)性病・においの予防
最初の章でも説明したように、包茎は恥垢という垢が亀頭と皮の間にたまりやすいです。
そのため包皮炎や尿路感染症、尖圭コンジローマなどの性病にかかりやすいです。
早く包茎手術をしておけば、そのような感染症を防ぐことができます。
また、陰部からのにおいも予防でき、快適にそして清潔に生活することができます。
はやく包茎手術をするデメリットは?
では、早く包茎手術をすることのデメリットは何でしょうか?
- 経済的余裕がなく、十分な施術が受けられない場合がある
- 不必要な治療を勧められる恐れがある
です。詳しく解説していきます。
(1)経済的余裕がなく、十分な施術が受けられない場合がある
「高校を卒業したら、包茎手術を受けたい」
「社会人になる前に包茎手術を受けたい」
と思っている人もいるのではないでしょうか?
包茎手術の費用は数万円~数十万円かかることが一般的です。
包茎の程度や希望する術式によってはクリニックのホームページに提示されている料金よりも高くなることがあります。
最低限の金額しか用意できず、希望する手術ができなかった、安いプランを選んで後悔した、ということがないようにしましょう。
(2)不必要な治療を勧められる恐れがある
早く包茎手術をしたいという気持ちが先走り、ちゃんと包茎手術について調べずクリニックに行ったり、当日契約をすると、のちのち不必要な治療を勧められており、高い治療費を払っていたというケースがあります。
適切な判断をし、後悔しない手術をするためにも手術についてよくリサーチしたり、カウンセリング時には自身が本当に納得するまで契約をしないようにしましょう。
未成年で包茎手術をする際に必要なものと注意することは?
ここまではやく包茎手術をするメリットとデメリットについてお話してきました。
では、未成年で包茎手術をする際に必要なものと注意することについて説明します。
(1)必要なもの
未成年が手術をする際には、法定代理人(親権者又は後見人)の同意が必要です。
そのため、契約時に親権者の同伴や親権者の同意書が求められます。
家族に包茎手術を受けることを明かしたくなくても、未成年の場合には必ず相談し、同意を得るようにしましょう。
(2)注意すること
未成年者が手術を受ける際に気を付けることは悪質な勧誘と高額な請求です。
過度に不安をあおったり、キャンペーンや割引の協調、当日の契約や施術を求めるようなクリニックは気を付けたほうがいいでしょう。
万が一当日手術を勧められても、自分が本当に納得せずに相手の流れに乗ってしまっていると感じる場合には一度冷静になって、疑問点や違和感を感じた部分を明確にしてからゆっくり考えましょう。
また、クリニックのホームページに載っていないオプション料金の追加などをしてくる場合もあるので注意が必要です。
まとめ
包茎手術ができる年齢や、はやく手術をするメリット・デメリットを徹底解説してきました。
いかがだったでしょうか?
この記事を読んで、包茎手術を受けられる年齢や若く包茎手術を受けるときに気を付けるポイントがおわかりいただけたのではないのでしょうか?
包茎手術をすることによるメリットは沢山あるので、気になる病院の情報を調べたり、カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?