この記事は包茎手術が痛くないか不安な方のために書いた記事です。
ただでさえ不安な手術、、、
包茎手術だと余計怖い気持ちや不安になることも多いのではないでしょうか。
手術中痛みが出ないようにどうするのか、手術前に知っておきたいですよね?
「手術中は痛くないの?」
「手術を受けた後は痛くないの?」
「手術後に気を付けることは?」
この記事では、このような問題を全て解説します。
包茎手術が痛くないか不安な方のために、知っておくべきこと、そして手術後のポイントを徹底解説していきます。
この記事を読めば、包茎手術の痛みやあらかじめ知っておくべきポイントが分かりますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
包茎手術とは
まず包茎手術とはどういうものなのでしょうか?
- 包茎手術とは
- 包茎手術をする目的
のふたつに分けて説明します。
包茎手術とは
包茎手術とは、余分な包皮を切除して亀頭を露出させる手術のことをいいます。
包茎手術の方法はいろいろありますが、一般的には包皮の先端の部分を輪っか状に切り取り包皮の中に隠れていた部分と、
外部に接していた包皮を繋げ合わせる「環状切開術」という術式で行われることが多いです。
また最近では、包茎の原因となる狭い部分を切り取ること、皮下組織の近くで手術をすることによりツートンカラーや術後の腫れをなるべく抑える「亀頭環状切開術」という方法で手術をするクリニックも増えています。
(2)包茎手術をする目的
包茎手術をする目的は包茎の種類や、個人の悩みによって異なります。
しかし多くのケースが
- 見た目の改善
- におい、性病の予防
- 早漏の改善
を目的として手術を受けています。
①見た目の改善
包茎であるためにペニスの見た目にコンプレックスがある場合、手術を受けることによりコンプレックスが解消されることもあります。
コンプレックスが解消されることで自分に自信を持てるようになったり、性交渉に対して前向きに考えられるようになるかもしれません。
②におい・性病の予防
包茎は亀頭が包皮に覆われているために、 においの原因になる恥垢(内分泌物や垢が亀頭と内板の皮の間に混ざってできたもの)がたまりやすいです。
恥垢がたまり雑菌が繁殖すると、包皮炎や尖圭コンジローマなどの性病になることもあります。
特に真性包茎の場合は勃起したときも皮がむけず、亀頭が常に包皮に覆われているため、炎症をくり返し最悪の場合には、亀頭と包皮が癒着することもあります。
以上のことから、恥垢をたまりにくくすることを目的に包茎手術をすることがあります。
③早漏の改善
包茎の場合、普段亀頭が包皮に覆われているため、勃起した際や外部の少しの刺激ですぐに射精してしまう「過敏性早漏」の人が多いです。
そのため、包茎手術をすることで今まで覆われていた亀頭が露出され、ペニス外部の刺激に慣れさせ早漏の改善を期待できます。
包茎手術はすぐにできる?準備しておくことは?
ここまで包茎手術の概要についてお話してきました。
なかなか休みがとれなかったり、スケジュールの都合で早く手術をしたい方もいるのではないでしょうか?
ここでは
- 包茎手術は当日できるのか
- 手術時に準備しておくこと
について説明します。
(1)当日手術について
包茎手術のクリニックでは来院当日に包茎手術ができることがほとんどです。
ただし、当日手術をする際に高額な手術代を請求したり、手術前に急に不要なオプション料金を追加するところもあります。
せっかくお金を払って手術をするのであれば、後悔せず手術をしたいですよね?
手術を後悔しないようにするためにも、必ずご自身が納得したときだけ当日手術を受けるようにしましょう。
(2)準備しておくこと
手術前に準備をしておくこととして
- 体調管理
- シャワーをする
- 剃毛(毛をそること)
があります。
それぞれ詳しく説明します。
①体調管理
手術前の体調管理は安全に手術を受けるために必要不可欠です。
もし風邪の症状や熱がある場合には手術が受けられないことがほとんどです。
手術の前日は十分に睡眠をとり、体調を整えておきましょう。
②シャワーをする
手術前にはシャワーをして包皮を剥いて石けんで内部の垢(恥垢)を綺麗に落としておきましょう。
手術する部分を清潔にしておくことで手術後の感染予防を防ぐことができます。
③剃毛
術後当日と次の日はシャワーを浴びれないことが多いです。
手術後陰部をできるだけ綺麗に維持するために、陰毛は当日に剃っておきましょう。
術前にクリニックでやってもらえるところもありますが、追加料金がかかることもあります。また、事前に剃毛しておくことで、スムーズに手術を行えるので、できる範囲で自身で剃っておくことをおすすめします。
包茎手術中の痛みは?切らない手術はある?
ここまで読んでこう思った方もいるのではないでしょうか?
「手術中はどんな麻酔を使うの?」
「そもそも切らない手術ってあるの?」
ここでは
- 麻酔の種類は?
- 痛くない手術はある?
について説明します。
(1)麻酔の種類
一般的には局所麻酔といい、陰部に注射針を用いて麻酔をする方法が多いです。
また注射針が刺さるときのちくっとした痛みを減らすために、注射での麻酔を行う前にゼリータイプやスプレー式の表面麻酔をした後に、注射での麻酔をすることもあります。
麻酔の種類はクリニックや術式によって異なるので、不安な方はカウンセリング時に麻酔の種類や麻酔の効果がいつまで持続するか聞いておくといいでしょう。
(2)切らない手術はある?
ここまで読んだ方の中で、包皮を切って治療するということに抵抗がある方もいるのではないでしょうか?
軽度の仮性包茎の方や下腹部に脂肪が多くペニスが埋もれてしまっているという方には切らない包茎手術という選択もあるんです。
これは「埋没陰茎牽引固定法」という方法でペニスを支えている靭帯(じんたい)を引き出すことで、ペニスを外に出やすくし、通常時のペニスの全長を3~8センチ長くする手術のことをいいます。
この切らない手術は、一般的な包茎手術よりも施術時間が短く安価にできることが多いです。
包茎手術後の痛みは?
では手術が終わったあとの痛みについてはどうでしょうか?
術後しばらくは、手術中の麻酔が効いていることがほとんどです。
麻酔が切れた後は耐えられる程度の痛みであることが多く、鎮痛剤を飲めば痛みが軽減されるケースが多いです。
もし帰宅後に、耐えられないほどの痛みや包帯に染みるほどの出血が生じた場合には必ず手術をしたクリニックに連絡するようにしましょう。
また、包茎手術後は、今まで覆われていた亀頭が表面に露出し、外部の刺激に敏感になっており、パンツを脱いだり履いたりする際や勃起時に痛みを感じる場合があります。
亀頭の痛みは、表面の皮が馴染んだり、外部の刺激に慣れたらなくなります。
術後に注意することは?
ここまで、手術時の麻酔や手術後の痛みについてお話してきました。
では手術後に注意することとして何があるでしょうか?
- 術後の注意事項を守る
- セックス・マスターベーションを避ける
- 激しい運動を避ける
- バイク・自転車での移動を避ける
それぞれ詳しく説明します。
(1)術後の注意事項を守る
術後に医師や看護師から、手術後の過ごし方について説明があります。
術後は内出血や感染などの術後合併症が起こりやすいので、医師や看護師からの注意事項は必ず守りましょう。
術後の合併症を防ぐためには、手術をした部位を清潔に保つことはとても重要です。
ペニスの洗い方や消毒方法などは必ず聞きおうちでケアしましょう。
(2)セックス・マスターベーションを避ける
包茎手術をした後すぐに勃起させる行為は出血や痛みの原因となるので避けるようにしましょう。
一般的にはセックスやマスターベーション(オナニー)は術後約2~3週間してから可能といわれています。
ただし、これも術式や手術跡の程度によるので必ず医師に確認するようにしましょう。
(3)激しい運動を避ける
性器は心臓より下に位置していることから、重力の影響によって、術後すぐの運動は手術部位が腫れやすくなります。また運動したことにより出血してしまうおそれもあります。
そのため、術後3日から1週間はなるべく運動は避け、最初はストレッチや筋トレなどの立って行わなくてもできる運動から始めるようにしましょう。
術後しばらくの間は激しい運動やジョギングなどの立って行う運動をすると重力と全身の血流が良くなることにより手術部位が腫れてくることがあります。
術後は激しい運動や打って行う運動は無理のない程度ですることをおすすめします。
外で体を動かす仕事をしている方は、なるべくものにぶつかったり、ペニスがく擦れない服装で過ごされるといいでしょう。
(4)バイク・自転車での移動を避ける
術後は自動車での移動に制限はありませんが、バイクや自転車はペニスに刺激が加わるため術後の直りが遅くなる恐れがあります。
そのため、バイクや自転車、ペニスに直接刺激が加わるような遊園地のアトラクションなどは3日~1週間程度控えるようにしましょう。
まとめ
この記事では包茎手術が痛くないか不安な方のため知っておくべきポイントを徹底解説してきました。
いかがだったでしょうか?
この記事を読んで、包茎手術までに準備しておくポイントや包茎手術の痛みに対する対処法などがおわかりいただけたのではないのでしょうか?
包茎手術ができるクリニックは沢山あるので、気になる病院の情報を調べたり、カウンセリングを受けてあなたにぴったりのクリニックを見つけてみてくださいね!