この記事は包茎手術で後悔しないためのポイントとクリニック選びのコツを知りたい方のために書いた記事です。
包茎手術の必要性や気を付けるポイントが分かれば、不安な気落ちを解決し手術にのぞむことが出来ます。
他人には相談しづらい包茎手術のアレコレ、、、手術前に知っておきたいですよね？
包茎手術を受けたいと思っていても、次のようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか？
「手術を受けても失敗しないか、やったあと後悔しないか不安」
「手術を受けた人は本当に後悔してない？」
この記事では、このような問題を全て解説します。
包茎手術で後悔しないためのポイントやクリニック選びのコツを徹底解説していきます。
この記事を読めば、後悔しないための包茎手術のポイントが分かりますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
あなたの包茎のタイプは？
そもそも包茎にはどんな種類があるのでしょうか？
包茎は
- 仮性包茎
- かんとん包茎
- 真性包茎
に分けられます。
それぞれ詳しく解説していきます。
(1)真性包茎
真性包茎は包皮口が狭かったり亀頭と包皮がくっついている状態をいいます。
真性包茎は被弾の状態はもちろん、勃起時にも皮をむくことができません。
そのため包茎のにおいの原因になる恥垢がたまりやすく、においの原因や包皮炎など性病にもつながりやすくなります。
(2)仮性包茎
仮性包茎は普段亀頭が皮に覆われていますが、勃起した時には亀頭が露出する状態をいいます。
日本人に一番多いタイプがこの仮性包茎といわれています。
仮性包茎の程度によっては、手術適応にならない場合もあります。
(3)かんとん包茎
かんとん包茎は包皮輪が狭いため、無理にむくと亀頭部が露出し、 強い締め付けにより根元が締めつけられ包皮が戻せなくなってしまう状態をいいます。
締めつけが強い場合には、亀頭下の皮膚の部分に水が溜まった様に腫れることがあり、その状態が続くと亀頭がうっ血して壊死する場合もあります。
包茎手術が必要な理由は？
ここまで包茎の種類について説明してきました。
では包茎の人はなぜ手術をしなければならないのでしょうか？
包茎手術が必要な理由はおおきく
- 包茎が治り自信が持てる
- においや性病の予防につながる
があげられます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
(1)包茎が治り自信が持てる
包茎の見た目からセックスをする時に女性にどう思われているのだろうか、友人と温泉や銭湯に行ったときに包茎であることがばれるのではないか、大きさを比較されるのではないかなど不安に思ったことはないでしょうか？
包茎の人の中には、包茎という見た目によるコンプレックスを少なからず持っている人がいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、適切な包茎手術をすることにより、そのようなコンプレックスが解消されて自信をもってプライベートや性生活を送れるようになります。
(2)においや性病の予防につながる
包茎の場合、恥垢という内分泌物や垢などが亀頭と内板の皮の間に混ざってできたものがたまりやすいです。
通常であれば、入浴時に陰部を洗うことで恥垢を取り除けますが、包茎の場合は皮をむいて洗わなければならず、特にカントン包茎や真性包茎の場合は皮がむけないため恥垢がたまり、においを発しやすいです。
そして恥垢がたまり、ばい菌が繁殖してしまうと最悪の場合には、尖圭コンジローマや包皮炎などの性病になることもあるのです。
においや性病を予防するには陰部を清潔にする必要があり、包茎手術をすることはこれらの予防策のひとつになりますよね。
包茎手術にはどんな術式がある？
ここまで、包茎の種類と手術の必要性についてお話してきました。
では包茎手術にはどのような術式があるのでしょうか？
包茎手術には
- 亀頭の部分の包皮をメスで縦に切ったあと縫う「背面切開術」
- 包皮の先端の部分を輪っか状に切り取り包皮の中に隠れていた部分と、外部に接していた包皮を繋げ合わせる「環状切開術」
- 環状切開術を改良した「亀頭環状切開術」
- 亀頭のすぐ下から包茎の原因になる部分までの包皮を切除する「亀頭直下法」
- ペニスの根元から包茎の原因である部分を含めた包皮を切除する「バックカット法」
があります。
背面切開術は真性包茎と一部の仮性包茎が適応になることがほとんどなのですが、機能性を重視した術式ではないことから、見た目を重視する美容外科ではほとんど行われていません。
また亀頭環状切開術の場合は、包茎の原因となる狭い部分を切り取ること、皮下組織の近くで手術をすることにより術後の腫れを最小限にできるため包茎手術専門のクリニックで多く用いられている術式です。
包茎手術はどこで受けられる？
では包茎手術はどこでできるのでしょうか？
包茎手術は主に
- 泌尿器科
- 包茎手術専門クリニック
で受けることができます。
それぞれ詳しく解説します。
(1)泌尿器科
泌尿器科の病院では主に腎臓から尿道までの尿の生成や排尿に関係する臓器や精巣・陰茎・前立腺など男性器の病気を診療します。
そのため泌尿器科では包茎の程度や種類により、保険適応で手術が受けられる場合があります。
しかし、見た目やコンプレックスの改善というよりは機能面の改善を目的としているケースが多いため、手術痕が目立ちにくい方法で手術がされない場合があります。
(2)包茎手術の専門クリニック
包茎手術の専門クリニックでは、名前の通り包茎の人を対象とした専門クリニックです。 医師がたくさんの包茎のケースを経験しているだけでなく、 傷跡が目立ちにくい術式で施術できることが多いです。
しかし、自由診療のため価格が数万円のものもあれば、数十万円のものもありクリニックや術式によって価格が大きく異なります。
包茎手術で後悔するパターンとは？
ここまで読んでこう思った方もいるのではないでしょうか？
「包茎手術で失敗したり、後悔しない？」
「手術がうまくいくか不安」
では、包茎手術で後悔する例を紹介します。
- 手術が失敗する
- 高額な手術代金を要求される
(1)手術が失敗する
包茎手術では術後に傷跡ができますが、この傷跡が目立ったりする場合に後悔するケースが多いです。
例えば、手術で色が違う部分の皮を接合したためおこる「ツートンカラー」や、本来溜まるべきでないところにリンパ液が溜まっておこる「ちょうちん変形・ペリカン変形」、皮膚の深いところにある真皮に炎症が続くことにより生じる「ケロイド化」などが手術で失敗とされる例になります。
また性感帯が集中する部分を切除したしまったために、性感帯が減少したり包皮を必要以上に切られたり、逆に十分に放棄が切り取られず余ってしまった、というケースも包茎手術をしたことを後悔してしまう1例として挙げられます。
(2)高額な手術代金を要求される
包茎手術の費用は数万円～数十万円であることがほとんどです。
しかし、いざ病院に行ってみるとオプションの追加や高い手術方法を勧められ 断り切れず数百万の費用を支払ってしまったということがあります。
2016年に国民生活センターが実施したアンケート調査によると、相談者は即日契約した人が多く、手術費用が100万円を超えるものもあったとのことです。
包茎手術を終えて、冷静に考えてみたら、あまりにも高額な代金を払っていたというのも後悔するパターンの例として挙げられます。
後悔しない包茎手術をするためには？
では後悔しない包茎手術をするために、気を付けるポイントは何でしょうか？
注意すべき点としては
- 術式や手術の適正価格を知っておく
- 広告やレビューだけの情報を信じない
- 信頼できる医師を選ぶ
- 術後の注意事項を守る
があげられます。
それぞれ詳しく解説します。
(1)術式や手術の適正価格を知っておく
包茎手術は様々な術式があり、クリニックによっては使用する手術糸などによって値段が変わることもあります。
自分がカウンセリングを受ける病院だけでなく、他の病院も手術費用がいくら位なのか確認していくことが大切です。
当日手術を勧められたり、キャンペーンをうたって高額請求するケースもあるため、 少しでもおかしいと感じた場合は、不要な施術は断り自分が本当に理解して納得するまでは契約しないようにしましょう。
当日手術も雰囲気に流されず慎重に考えることが大切です。
(2)広告やレビューだけの情報を信じない
今では包茎手術に関するレビューや広告を、インターネットで簡単に見ることができます。
しかし、中には信憑性が疑われる情報や、誇大広告である場合もあります。
ホームページや広告の情報が必ずしも正しいとは限らないので、インターネットにある情報は鵜呑みせず、情報を集めることがポイントです。
(3)信頼できる医師を選ぶ
包茎手術は失敗や後悔なく終えたいですよね？
そこで必ず押さえたいのが、「信頼できる医師選び」です。
包茎手術の経験が豊富な医師を探したり、医師の経歴やレビュー、症例を確認するだけでなくカウンセリング時に、自身の悩みや分からないことや手術に関する説明を、分かりやすく丁寧にしてくれるかどうかも担当医を選ぶうえでは欠かせません。
(4)術後の注意事項を守る
手術後は内部出血や手術したところの感染が起きやすいので、陰部を清潔に保つことが大切です。
術後の過ごし方について医師や看護師から説明があるため、術後の説明は必ず守りましょう。
万が一、分からないことや不安な点があれば、その場で相談して解決することをおすすめします。
まとめ
包茎手術で後悔しないためのポイントとクリニック選びのコツを徹底解説してきました。
いかがだったでしょうか？
この記事を読んで、包茎手術で失敗や後悔をしないためのポイントがおわかりいただけたのではないのでしょうか？
包茎手術をすることによるメリットは沢山あるので、気になる病院の情報を調べたり、カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか？
