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包茎手術の失敗例6つと絶対失敗しないコツを解説

包茎手術の失敗例6つと絶対失敗しないコツ

この記事は、包茎手術を受けようか迷っている方、手術が失敗しないか不安に思っている方に書いた記事です。
包茎手術を受ける病院を受ける際に、気を付けるべきコツが分かるようになります!

「包茎手術を受けたいけど失敗しないか不安」
「手術を失敗しないためにどのように病院を選べばいいのか」

この記事ではこのような疑問をすべて解決します。
この記事を読めば包茎手術の失敗を防ぐための方法が分かりますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

手術適応になる包茎のタイプは?

包茎は仮性包茎・かんとん包茎・真性包茎の種類に分けられます。
真性包茎とかんとん包茎については、そのままにしておくと亀頭炎や包皮炎などの炎症にとどまらず、性病などの病気にかかりやすいため泌尿器科での診断によっては保険適応で手術できる場合があります。

包茎の種類や程度により、手術の適応の有無や術式が変わりますので、泌尿器科や包茎手術を取り扱うクリニックを受診するのがおすすめです。

包茎手術をするメリットとデメリットとは

(1)メリット

  • コンプレックスの軽減
  • においの軽減
  • 性病の予防

があげられます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

①コンプレックスの軽減

包茎の見た目から性交渉時に女性にどう見られるか、同性と温泉などで一緒になったときに比較されるのではないか等、見た目によるコンプレックスを持っている人がいらっしゃるのではないでしょうか。
適切な包茎手術をすることにより、そのようなコンプレックスが解消され前向きに私生活を送ることができるようになります。

②においの軽減

包茎のにおいの原因になるのは恥垢によるもので、内分泌物や垢などが亀頭と内板の皮の間に混ざってできたものをいいます。
入浴時やトイレの後の洗浄により恥垢を取り除けますが、包茎の場合は皮をむいて洗わないといけないこと、カントン包茎や真性包茎で皮がむけず恥垢がたまりやすいことから、においを発しやすいです。

適切な包茎手術を受けることにより、恥垢も洗い流しやすくなり、股間のにおいの軽減につながります。

③性病の予防

先ほど説明した恥垢がたまり病原菌が繁殖し重症化してしまうと、尖圭コンジローマや包皮炎など性病になる恐れがあります。
これを予防するには陰部を清潔にする必要があり、包茎手術をするのも予防策のひとつになります。

(2)デメリット

包茎手術のデメリットとして

  • 経済的負担
  • 手術痕が残る

があげられます。それぞれ詳しく紹介します。

①経済的負担

手術費用は術式や病院、執刀医により変わりますが、数万~数十万円かかると言われています。
なるべく安全で適切な価格で、手術を受けたいですよね?
そんなときは具体的にいくらかかるのか、そして相場はいくら位なのか、カウンセリングをして見積もりを出してもらい、あらかじめ準備しておくのが大切です。

②手術跡が残る

後ほどの失敗例で詳しく説明しますが、失敗例によっては手術痕が残ったり、明らかに手術したことが分かる見た目になることがあります。

包茎手術にはどんな術式がある?

ここまで包茎手術の適応とメリット・デメリットについてお話してきました。
では、具体的にどのような手術があるのでしょうか?

(1)背面切開術

背面切開術は亀頭の部分の包皮をメスで縦に切ったあと縫う手術です。
真性包茎と一部の仮性包茎が適応ですが、機能性を重視した術式であるため、見た目を重視する美容外科ではほとんど行われていません。

(2)環状切開術

環状切開術は包皮の先端の部分を輪っか状に切り取り包皮の中に隠れていた部分と、外部に接していた包皮を繋げ合わせる方法です。

(3)亀頭環状切開法

環状切開術を改良した術式です。
包茎の原因となる狭い部分を切り取ること、皮下組織の近くで手術をすることから術後の腫れを最小限にできると言われています。

(4)亀頭直下法

亀頭のすぐ下から包茎の原因になる部分までの包皮を切除する術式です。

(5)バックカット法

ペニスの根元から包茎の原因である部分を含めた包皮を切除する術式です。

包茎手術の失敗例はどんなものがある?

では包茎手術の失敗例としてどんなものがあるでしょうか?
よく起こる失敗例6つを説明します。

(1)ツートンカラー

ツートンカラーは術後に色むらができることを指します。
これは環状切開法や亀頭直下法で起こりやすく、色が違う部分を接合したため茶色からピンクのツートンカラーになる現象です。
ツートーンカラーは機能面というよりは、色ムラが目立つため包茎手術をしたことが分かってしまうという見た目へのデメリットがあります。

(2)ケロイド化

ケロイドは皮膚の深いところにある真皮に炎症が続くことにより生じます。
これは術後、勃起する度に皮下組織に負荷がかかり、組織の破壊と再生が繰り返され増殖してしまうために生じます。

(3)ペリカン変形・ちょうちん変形

亀頭直下法で起こりやすいケースで、ペリカン変形は縫合する際にずれが生じる際に起こる浮腫(腫れ)のことを言います。
術後に流れるべきでない場所にリンパ液が流れこみ、ペリカンの口ばしのような形に腫れてしまいます。

ちょうちん変形は包茎の原因となっている包皮を手術時に残してしまったことにより起きる浮腫のことを指します。
残してしまった包皮が陰茎を絞るため、うまく流れなかったリンパ液が亀頭部分にちょうちんのように溜まって腫れることをいいます。

(4)性感度の減少

亀頭直下法で起こりやすいケースです。
亀頭直下にはリッジバンドといわれる性感帯が集中しており、術式上そこを切除するため起こります。

(5)包皮の切りすぎ

勃起時の大きさを考慮しないで、包皮を切り取ってしまうと、勃起した時に痛みや違和感を感じることをいいます。
場合によっては術後しばらくして皮が伸び、痛みが軽減することもあるので、医師への相談をおすすめします。

(6)包皮のあまり

手術時に切り取る包皮の量が少なかったのが原因となり生じます。
あまっていても軽度の仮性包茎状態と判断され再手術が不要であることもあります。

包茎手術の失敗を防ぐためには?

上記の失敗をなるべく防ぐためにはどうしたらいいでしょうか?

  • 当日手術は避ける
  • セカンドオピニオンを受ける
  • 医師の経歴や症例・評判をリサーチする
  • 術後の注意事項を守る

ひとつずつ詳しく見ていきます。

(1)当日手術は避ける

自由診療の美容外科クリニックでは、当日手術や契約を定価より安くするキャンペーンなどをしている場合があります。
お得に手術ができたり、なるべく早く包茎が改善できるというメリットがある反面、他クリニックとの比較ができなかったり、雰囲気に流されて契約してしまうこともあります。

当日手術やお得なキャンペーンに誘導されず、一旦帰宅してカウンセリング時に言われたことや疑問点を冷静に考えることが大切です。

(2)セカンドオピニオンを受ける

ひとつの病院を受診するだけでなく、他の病院で診断を受け意見を聞くことをセカンドオピニオンといいます。
自身の包茎の種類や程度に対する手術方法や注意すべき点は医師によって違うことがあります。
自身の納得のいく手術方法を選択するためにも、セカンドオピニオンは欠かせません。

(3)医師の経歴や症例・評判をリサーチする

医師の意見をそのまま聞くだけでなく、担当する医師がどんな経歴でどんな症例を担当してきたかを確認することが必要です。
病院のHPに経歴や過去の症例が乗っていることが多いので必ず確認しましょう。
またネットにある情報をすべて鵜吞みにするのは良くありませんが、
病院や担当医の評判をレビューサイトで確認しておくこともひとつの方法です。

(4)術後の注意事項を守る

術前に手術後に注意すべき点について医師や看護師からお話があると思います。
この注意事項を守らないと、術後の合併症などにつながる恐れがあるため必ず守りましょう。
もし分からないことや不安な点があれば、医師や看護師に聞き解決してから退院するのがおすすめです。

まとめ

今回は包茎手術の失敗例と失敗しないコツについてお話してきました。
いかがだったでしょうか?
包茎手術に失敗しないコツを注意して確認し、気になる病院の情報を調べたり、カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?

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