この記事は仮性包茎を治したいと考えている方のための記事です。
「仮性包茎が恥ずかしいから早く手術したい けどお金がない、、、」
「自力で治せるんだったら自力で治したい」
「病院で治せるのは知っているけど、忙しいし、病院に行くのは面倒、、、」
このように考えている方も多いのではないでしょうか?
今回の記事では仮性包茎で悩む人のために下記について解説します。
- 仮性包茎は自力で治るのか
- 仮性包茎の治療方法
この記事を読むと仮性包茎についてや仮性包茎の治し方が分かりますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
仮性包茎とは
そもそも仮性包茎とはどのような状態をいうのでしょうか?
仮性包茎とは、普段は亀頭が皮に覆われていますが、勃起した時には亀頭が露出する状態をいいます。
仮性包茎は、軽度の仮性包茎と重度の仮性包茎に分けられ診断される場合が多いです。
仮性包茎の程度には個人差があり、勃起時に自然に亀頭が露出する軽度の仮性包茎と、勃起したときに指で皮をむかないと亀頭が露出しない重度の仮性包茎とに分けられますが、ペニスの長さに対する皮の長さに個人差があるため、仮性包茎の程度や症状は様々です。
包茎の中でも、日本人に一番多いタイプがこの仮性包茎といわれています。
仮性包茎のデメリット
ここまで仮性包茎について詳しく説明してきました。
では仮性包茎のデメリットとして何があげられるでしょうか?
仮性包茎のデメリットとして
- 見た目に対するコンプレックス
- 包茎性早漏になりやすい
- 陰部がにおいやすい・性病になりやすい
があげられます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
(1)見た目に対するコンプレックス
包茎であることにより、パートナーにどう思われているのだろうか、男性の友人と温泉や銭湯に行ったときに、包茎であることがばれないかなど、日常生活のなかで包茎であることにコンプレックスを抱く場面があるようです。
このように包茎の人は少なからず、包茎という見た目によるコンプレックスを持っている人がいらっしゃるのではないかと思います。
(2)過敏性早漏になりやすい
過敏性早漏とは少しの刺激ですぐに射精してしまう状態のことをいいます。
本来であれば、身体よりも脳が先に性的な刺激を受け取り、射精の準備が始まるので外部からの刺激によってすぐに射精してしまう事はありません。
しかし包茎の場合、亀頭が包皮に覆われており、ペニスが刺激に慣れていないことにより過敏性早漏になりやすいといわれています。
(3)陰部がにおいやすい・性病になりやすい
包茎の場合、恥垢という内分泌物や垢などが亀頭と内板の皮の間に混ざってできたものがたまりやすいです。通常であれば、入浴時に陰部を洗うことで恥垢を取り除けますが、包茎の場合は皮に覆われているため恥垢を落としにくいのです。
陰部にたまった恥垢により菌が繁殖してしまうと、かゆみやにおいの発生につながるだけでなく、亀頭包皮炎や最悪の場合には尖圭コンジローマなどの性病になることもあるのです。
仮性包茎を自力で治すのは難しい
では仮性包茎を自力で治すことはできるのでしょうか?
- 思春期を過ぎたら自然になおりにくい
- 自力で治すことのデメリット
上記の観点から説明します。
(1)思春期を過ぎたら自然になおりにくい
思春期は生殖機能を備えるために生殖器が急激に成長する時期で、第二次性徴ともいいます。小中学生の時期に包皮がむけていなかった人たちも男性ホルモンの影響により、ほとんどの人がスムーズに包皮をむけるようになります。
思春期を過ぎると、ペニスの成長は止まるため自然に包茎を改善するのは難しいです。
(2)自力で治すことのデメリット
ネットなどで検索すると、自力で治す方法として矯正器具の使用や輪ゴム、絆創膏を使用した治し方が紹介されていることが多いです。
しかし、矯正器具は医療用として認可されているものではありません。そのため、安全性や治療の確実性は完全に保障されていません。
また使用方法を間違えると思わぬ怪我につながることがあります。
また輪ゴムや絆創膏の使用もかぶれや締め付けによるうっ血につながることもあり、安全で効果のある方法とはいえません。
万が一自力で治す場合は、改善しても一時的であること、怪我などのリスクがあることを念頭に置いておくといいでしょう。
包茎の治療方法
自力で治す方法が適切でないとするのであれば、治す方法としてどのようなものがあるのでしょうか?
包茎手術は
- 切る手術
- 切らない手術
があります。
それぞれ詳しく説明します。
①切る手術
切る手術でも方法はいろいろありますが、余分な包皮を切除して亀頭を露出させるという目的は一緒です。
一般的には包皮の先端の部分を輪っか状に切り取り包皮の中に隠れていた部分と、外部に接していた包皮を繋げ合わせる「環状切開術」という術式で行われることが多いです。
しかしクリニックによっては、手術後の傷や手術したことがばれないような術式で手術することもあります。仮性包茎の場合、自由診療での手術となります。
②切らない手術
包茎を治すことに関心がある人の中には、メスを入れる手術にたいして抵抗がある方もいるのではないでしょうか?
軽度の仮性包茎の方や下腹部に脂肪が多く、ペニスが埋もれてしまっているという方には切らない包茎手術という選択もあります。
これは埋没陰茎牽引固定法という方法で、ペニスを支えている靭帯(じんたい)を引き出すことで、ペニスを外に出やすくし通常時のペニスの全長を3~8センチ長くする手術のことをいいます。
この切らない手術は、一般的な包茎手術よりも施術時間が短く安価にできることが多いです。
この手術以外にも亀頭にヒアルロン酸を注入し、亀頭を大きくし包茎を治すという方法もあります。
手術はどうやって受ける?
ここまで包茎手術についてお話してきました。
では手術はどうやって受けるのでしょうか?
- 手術までの流れ
- 手術を受ける際の注意点
についてお話しします。
(1)手術までの流れ
ネットや口コミなどでクリニックの候補を絞り、メールや電話などで予約をします。
クリニックによっては、医師の診断や術式、手術費用が異なるため2つ以上のクリニックで、カウンセリングを受けることをおすすめします。
またあらかじめ医師に聞きたいことがないか調べたり、質問したいことをまとめておくといいでしょう。
クリニックに着いたら、質問票などを記入した後にカウンセリング、医師による診察を受けます。
ここで医師から包茎の状態や程度、手術内容などを聞くことができます。
クリニックによっては、即日手術・契約をすすめてくることもありますが、自身が納得した場合だけするようにしましょう。
カウンセリング・診察が終了したら、同意書を記入し手術費用を支払えばあとは手術を受けるだけです。
(2)手術を受ける際の注意点
手術をする際に高額な手術代を請求したり、手術前に急に不要なオプション料金を請求しようとするクリニックもあるようです。
オプション料金を請求されたときは、医師の説明が丁寧で自分自身も納得したときだけ同意するようにしましょう。
また手術の前日は、安全に手術を受けるために十分に睡眠をとり、体調を整えておきましょう。
包茎を治すメリット
ここまで包茎手術について詳しくお話してきました。
では仮性包茎の人がわざわざ包茎手術をするメリットはあるのでしょうか?
- コンプレックスの軽減
- においの軽減
- 性病の予防
があげられます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①コンプレックスの軽減
仮性包茎のデメリットでもお話ししたように、包茎の見た目から性交渉時に女性にどう見られるか、同性と温泉などで一緒になったときに比較されるのではないか等、「包茎」であることに対して、強いコンプレックスを抱いている人がいるようです。
仮性包茎の手術は自由診療である程度の費用がかかりますが、その分コンプレックスや見た目の悩みを解消できるというメリットがあります。
②においの軽減
包茎のにおいの原因になるのは恥垢によるもので、内分泌物や垢などが亀頭と内板の皮の間に混ざってできたものをいいます。
入浴時の洗浄により恥垢を取り除けますが、包茎の場合は皮をむいて洗わないといけないため恥垢がたまりやすく特に夏場はにおいを発しやすいです。
包茎手術を受けることにより、恥垢も洗い流しやすくなり、股間のにおいの軽減につながります。
③性病の予防
先ほど説明した恥垢がたまり菌が繁殖すると、亀頭包皮炎や尖圭コンジローマや性病につながる恐れがあります。 包茎手術をすることにより、恥垢がたまりにくくなるため、性病の予防につながります。
まとめ
今回は、仮性包茎は思春期を過ぎたら自然に治すことが難しいこと、仮性包茎を自力で治す商品はあるが、安全性や効果は実証されていないことを説明しました。
包茎専門のクリニックでは、無料のカウンセリングや見積もりを出してくれるところもあるので仮性包茎について悩んでいる方は、病院の情報を調べて、まずはカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?